2017-06-18
   
                             G Suite for Education

 会社のみならず自宅や外出中(仕事先)でも、ノートPCやスマートフォン、タブレットを駆使して仕事をこなすのは、もう珍しいことではありません。ただ、仕事に用いるファイルをどうやって各端末間で共有するか、課題となりがちです。

 
 

★ 複数の端末間で自分のファイルを簡単に共有できます。
 Googleドライブを利用すると、複数のPCやスマートフォン、タブレットなどとの間で、このオンラインストレージを介したファイルの共有が容易に実現できます(もちろん各端末にインターネット接続は必須です)。

★ 無料で15Gbytes「以上」の容量を利用できます。
 Googleドライブを利用すると、複数のPCやスマートフォン、タブレットなどとの間で、このオンラインストレージを介したファイルの共有が容易に実現できます(もちろん各端末にインターネット接続は必須ですが、オフラインも対応してきます)。
  Googleドライブのオンラインストレージは最大 15Gbytesまで無料で利用できます。有料の場合は 30Tbytesまで利用可能です。有料プランの料金は、同種のサービスである「Dropbox」や「OneDrive(旧SkyDrive)」とあまり変わりません。(2017/1/30現在)
  ここで重要なメリットは、Googleフォトで保存した写真や動画の容量はカウントされない、すなわち写真や動画は無制限に保存できるということです( ただし写真は1600万画素以下、動画は1080p以下に圧縮する必要がある)。そのため、写真や動画というサイズの大きくなりがちなファイルをGoogleフォトで管理すれば、Googleドライブで利用できる実質的な容量が増える。無料プランの15Gbytesでも大いに有用です。
   Googleドライブの注意点は、マルチログインでは許可されません。

★ Webブラウザーで文書ファイルなどを作成・編集でます。
 Googleドライブの特長の1つは、Webブラウザー上でファイルの操作や閲覧のみならず、文書などの作成・編集ができることです。Googleドライブでは編集ツールがWebアプリとして用意されており、WebブラウザーだけでGoogleドライブのオンラインストレージ上に文書ファイルなどを新規作成したり編集したりでます。
 標準では、 ワードプロセッサー(ドキュメント)表計算(スプレッドシート)スライド(プレゼンテーション)ドローイング(図形描画)入力フォーム作成の各アプリが用意されています。
 




★ サードパーティーからもGoogleドライブ対応アプリが提供されています。
 Google以外のサードパーティーからも、Googleドライブに対応するさまざまなアプリケーションが提供されている。そうしたアプリはGoogleドライブ上のファイルを編集したり、新たに作成したファイルをGoogleドライブに保存したりできます。
ドローイングツール「Cacoo」

★ スマートフォン/タブレットでもGoogleドキュメント/スプレッドシートなどの編集が可能です。
 iOSやAndroid OSのスマートフォン/タブレットでも、Googleドライブ上のファイルを編集できます。例えばグーグルは、 Googleドキュメントやスプレッドシートを編集するためのアプリを無償で提供しています。

 Android系タブレット とスマートフォン 用のアプリを「Google Playストア」からダンロード出来ます。 Googleドライブ」「Googleドキュメント」「Googleスプレッドシート」「Googleスライド」は、下記のアイコンです。

LinkIcon AndroidとGoogleドライブ Googleドライブ(Google Docs)の操作はをこちらを参照願います。

 iOSタブレット(iPad)とスマートフォン(iPhone)用のアプリを「Apple store」からダンロード出来ます。「Googleドライブ」「Googleドキュメント」「Googleスプレッドシート」「Googleスライド」は、下記のアイコンです。


LinkIconiOSとGoogleドライブGoogleドライブ(Google Docs)の操作はをこちらを参照願います。

iOS

Android

★ プレビューについては、作成・編集以上に多くのファイル形式に対応しています。
 下表のファイルをGoogleドライブのオンラインストレージに保存すると、他のアプリの助けを借りずにWebブラウザーだけでプレビューできます。

★ 他人と共同で編集したり公開したりできます。
  Googleドライブのオンラインストレージに格納したファイルはデフォルトで、アカウント名/パスワードを知っているユーザーだけがアクセスできる。その一方で、設定を変更すればファイルまたはフォルダー単位で他人に閲覧や編集を許可できます。



★ Gmailから大きなファイルを確実に送信できます。
 Googleドライブに保存してあるファイルなら、 最大10Gbytesまでの巨大なサイズをGmailから「添付ファイル」のように送信できます。

  Googleドライブに格納したファイルをGmailから送信しようとすると、そのファイルの公開URLがメール本文に記載されます。このメールを受け取った人は、リンクをクリックしてファイルをダウンロードできます。受け取り側がGoogleアカウントを持っていなくても、ダウンロードは可能できます。



★ Googleドライブに向いていないこと
●古いInternet Explorerはサポートされません。
 Googleドライブは公式には「最新バージョンとその前のバージョン」のブラウザーをサポートしているので、現在のサポート対象はIE10とIE11に限られます。IE9以前では動作が保証されず、表示が乱れたりすることがあります。
●企業のセキュリティポリシーに抵触しないように注意してください。
 厳しくセキュリティポリシーを規定している企業では、こうしたサービスを仕事に利用すること自体が許されないことも多いです。その場合、組織的な管理ができる企業向けサービスを利用することが望ましいと思います。
●Googleドライブに保存したファイルはグーグルによって「分析されます」
 Googleの利用規約には「Google の自動化されたシステムはユーザーのコンテンツ(メールを含む)を分析して、関連性の高い機能をユーザーに個別に提供します。」と記されています。少なくとも「分析」のためにグーグルがユーザーのファイルにアクセスしていることは確かです(ただし、この規約によって保存ファイルがグーグルによって自動的にウイルススキャンされるといったメリットがあることも記しておく)。明確なデメリットではないものの、こうした事実はサービス利用の前提として把握しておきたいことです。


Googleドライブの制限事項(2016/08/01現在)

一般ユーザ向けアカウント(無料)
ドライブのストレージは、Google ドライブ、Gmail、Google フォトで共用しています。

  1. 15GB以上/1アカウント
  2. ドキュメント: 半角 102 万文字まで。テキスト ドキュメントを Google ドキュメント形式に変換した場合は 50 MB まで
  3. スプレッドシート: Google スプレッドシートで作成したスプレッドシートまたは Google スプレッドシート形式に変換したスプレッドシートは 200 万セルまで
  4. プレゼンテーション: Google スライド形式に変換したプレゼンテーションは 100 MB まで
  5. その他のファイル: 5 TB まで
  6. サポートされているファイル形式